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画家は時代の傍観者でよいのか 富山妙子さんインタビュー/ウィメンズ アクション ネットワーク

9月 30th, 2009

富山妙子(画家)【上】 画家は時代の傍観者でよいのか、美とは何か。私はなんのため、誰のために描くのか・・ インタビュー・構成 中嶋 泉 《 桜下幻視》 油彩●はじめに富山妙子さん。1921年生まれでいまなお作品を精力的に制作、発表している。活力の漲る声で周りを励まし、弱気な若い世代を鼓舞して「日本を変えましょう!」と言う。 富山さんの名や作品を知らない人がいたら、それは彼女がいわゆるアウトサイダーとしての立場を貫いてきたことによるだろう。戦後すぐの1950年代から富山さんの作品のテーマは、ある時は炭鉱であり、あるときは韓国の民主化運動であり、朝鮮人強制連行や慰安婦、戦時中の日本人の姿であり、都内のきらきらしたギャラリーではあまりお目にかかれそうもない。事実、「政治」と「美術」がときにヒステリックに区別されるこの国でそれは「政治的アート」のレッテルをはられることを意味し、彼女の作品はこれまで国内でよりもむしろソウルやベルリン、ニューヨークでその地の人々の共感を得、交流や理解を生み出してきた。つまり、ある場所ではアウトサイダーである彼女は、別の場所では人々の間に動きを起こすアーティストな

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