将棋ファンとしては、開幕直前の竜王戦について書くべきだろうか。いやいや、野球について語らずにいられない。 オリンピックでの星野野球というのは、良くも悪くも日本的精神主義がかなり露骨に出てしまっていた。 結果的には惨敗して批判の嵐が巻き起こったわけだが、あの時の星野の采配や選手起用は、もしも勝っていたとしたら、実は日本人がこぞって褒め称える種類のものだったと思う。 例えば、韓国戦の大事な場面で、調子も悪い上に普段より多く投げさせている岩瀬を使った。 結果的には、韓国のイ・スンヨプに一発を浴びて、あの継投が一番批判された。 しかし、もしあそこで岩瀬が抑えていたら、どうだっただろうか。恐らく、このように言われたのではないだろうか。 「結果のでてない岩瀬をあの場面でよく使った。選手を信頼しきって監督が責任を負おうとする勇気を褒め称えるべきである。」 いかにも、日本人が好みそうなストーリーではないか。 岩瀬という投手の調子や方コンディションを冷徹に考慮する「現実主義」よりも、選手に対する信頼や、それまでの選手としての格を重視して一種の無謀な賭けに出る「精神主義」が、優先されて
星野野球に騙されたかった日本人としての私
10月 17th, 2008 · No Comments
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