(ネタバレ防止対策済みです.) 単なる恋愛ドラマではない.社会性を持った骨太な作品と見た. 映画の縦糸となるのは「暴力」である.これは,現実世界のかなりの部分を暴力が支配しているということを反映するもので,つまりこの映画の社会性を示しており,それ以上ではない.主人公の小学生時代の級友との喧嘩に始まり,成長し,社会と関わりを持つにつれて,社会の「構造的暴力」もスクリーンに姿を現す.(この映画とは関係ないが,社会の暴力はさらに大規模で顕在的な,工業化された暴力・殺人,すなわち戦争事業へとつながっていく.)応援のクリック歓迎 (1日1回まで) 暴力と言えば,この映画で表現される男の性の(潜在的な)暴力性,邪悪性には,同じ性の人間として暗澹たる気持ちになる.また,これを体現する人物の悪役ぶりが余りにもみごとなので,こいつ(俳優!)に対するホントの憎しみがわいて来てしまうし,人間の邪悪さ,あるいは邪悪な人間とは何かということについて,ほんとに考え込んでしまう. 3年前の「ストーンウォーク」というイベントについてこのブログでも何度か取り上げたが(→記事の一例),その時のアメリカ人
韓国映画「愛 サラン」の感想
1月 5th, 2009
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