産経ソウル支局長の黒田勝弘氏の記事を久しぶりに読むことが出来た。かねてから黒田氏の朝鮮半島分析は共同外信部時代から定評があったが、ソウル滞在が長期にわったので、さらに磨きがかかったと思う。 北朝鮮の激しい李明博政権批判の背景については、金正日支配に対する内部不満を押さえるために対外緊張を意図的に作っているという見方を第一に取り上げた。これは中国の江沢民氏が意図的に作った”反日”に通じるものがある。 現実に北朝鮮の内部で金正日支配に対する不満がどの程度のものになっているか、日本にいては察知することはできない。しかし韓国では日本よりも様々な情報が飛び交っている。その中から黒田氏はある程度、信憑性がある情報を掴んでいるのではないか。 独裁者として君臨しているかに見える金正日総書記の足元で、軍部に不満が生まれている可能性があるのかもしれない。軍部の中には長男の金正男氏を支持する空気があるという情報も洩れてくる。その様な不協和音があるとすれば、一連の北朝鮮の動きは別の角度で吟味する必要がありそうである。 <【ソウル=黒田勝弘】年初から韓国との間でしきりに緊張をあおっている
黒田勝弘氏の北朝鮮分析 古沢襄
2月 2nd, 2009
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