【訃報】 永井陽之助氏=東工大名誉教授(読売新聞/3月18日) 現実主義の立場から1960~80年代論壇で中心的役割を果たした国際政治学者で東工大名誉教授の永井陽之助(ながい・ようのすけ)氏が、昨年12月30日に亡くなっていたことが分かった。84歳だった。告別式は親族らで済ませた。 東京都生まれ。東大で政治学者の丸山真男氏に師事。米留学中、キューバ危機に衝撃を受け、政治社会学から国際政治学に転じる。65年、「中央公論」に「米国の戦争観と毛沢東の挑戦」を発表して論壇デビュー。同論文を含む67年の「平和の代償」は、米中ソが支配する世界権力構造と、限られた選択肢しか持たない日本外交を解明した著作として名高い。国際政治学者の高坂正堯氏と共に現実主義の立場から、吉田茂の軽武装・経済重視の戦後外交を高く評価した。78年刊行の「冷戦の起源」は冷戦研究として国際的にも評価が高い。80年代には非核・軽武装を唱え、軍事力を過大視するタカ派を批判した。 北大教授、東工大教授、青山学院大教授を歴任。「日本外交における拘束と選択」で67年に吉野作造賞。 中嶋嶺雄・国際教養大学長(国際社会学)の話「40年以上のお
2009年 03月 19日
3月 20th, 2009 · No Comments
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