おはようございます。 本日の1冊はコチラ↓ 「パンドラの匣」 太宰治 文春文庫 西端100周年を記念して、最近書店によく並んでいる太宰作品。 私も何冊か読みました。 その中から「パンドラの匣」を取り上げてみます。 太宰治の作品は、全体的に暗いな・・・ という印象が多い中、この作品はとても楽しんで読めます。 第一印象は、ゲーテの「若きウェルテルの悩み」に似ているな。 という感想でした。 手紙のやりとりをしながら話が進んでいき、女性のことでいろいろと 思い悩む主人公。 しかも、自殺を多く取り上げる太宰治ときたら・・・ でも、それは心配しすぎでした。 「パンドラの匣」は、恐らく太平洋戦争を指していると思います。 こんな文章があります。 「人間は不幸のどん底につき落とされ、ころげ廻りながらも、 いつかしら一縷の希望の糸を手さぐりで捜し当てているものだ。」 主人公は、戦争中に病気を患い、そのまま終戦を迎える。 無力感と同時に、結核が悪化して施設に入ることになった。 その施設に
【読書日記】絶望と希望は表裏一体-「パンドラの匣」
6月 12th, 2009
Tags: 弾丸5
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