7月12日(日)の中日新聞・東京新聞の読書欄にて、 鹿島茂さんの 『吉本隆明1968』 が掲載されました。 評者は詩人の瀬尾育生さん(平凡社から 『戦争詩論』 を刊行されています)。 すでに Chunichi BookWeb にアップされていますが、 少しご紹介しておきます。 見出しは 「時代を射貫く思想の核心」 。 本書は、出身階層と思想との関係につねに目を届かせながら、 吉本思想の、すくなくともひとつの「真芯」を、 くっきりと捉えている。 [・・・] 著者は自らの吉本体験を開示するために、 いつか〈自分なりの吉本隆明アンソロジー〉を 編纂したい、と述べている。 これはとても魅力的な構想だ。 そしてじつはこの本自体が、その豊富な引用をたどってゆくと、 来るべき吉本アンソロジーの見事な一部になっていることに、 読者は気づくにちがいない。 それにしても本書の書評は相当な数が発表されていて、 関心の深さがうかがわれます。
【書評】吉本隆明1968
7月 14th, 2009
Tags: 弾丸5
Content-Length: 5113