毎年、お盆の季節は苦手である。 本来であれば、亡くなった先祖を偲ぶ意味あいがあったのだと思うが、 8月15日の終戦の日と、その手前の原爆の日があることで、 どうしても、太平洋戦争を振り返るメディア報道が増える。 だから、戦後、お盆の季節は、 その持つ意味を変質させたのではないかと思う。 でも、それはそれで、大切なことだとも思う。 戦後64年たって、太平洋戦争はすっかり風化しつつある。 考えてみれば、子供や学生のころ、 戦争中の悲惨な経験を聞いた祖父母や、先生や、知人も、 ほとんど死んでしまっている。 世の中には、 太平洋戦争があったということを知らない若者さえいるという。 平和のことを真剣に考えられているのは、 もうわれわれぐらいの世代が最後で、 今の10代の子達になれば、本当に遠い昔のことと、 完全に風化していってしまっているのかもしれない。 私が心配しているのは、 冷戦終了後、真剣に平和をどう維持構築するか、 というところの議論が欠けていて、 右も右で、「解釈改憲」というわけのわからない
日本人に潜む無自覚な残虐性をどう扱うか
8月 15th, 2009
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